潮干がりで食べられない貝というのはあるものなのでしょうか?
潮干狩りは一般的に、3月から9月ごろまで楽しめる割と長い時期体験できるレジャーの1つで、多くの方が楽しんでいます。
アサリとかハマグリなんかは、見たことあるから安心して食べていると思います。
しかし中には、食べられるかどうか分からない貝が混ざっていることがあります。
特に見たことない種類の貝だと悩むものです。
この記事では、潮干狩りで食べられない貝の紹介とともに、美味し貝の種類と取調理方法をお伝えしていきます!
潮干狩りで食べられない貝はある?
潮干狩りで取れる貝は何種類もありますが、中には食用に適していない貝も存在します。
でも安心してください。
潮干狩り場で獲れる貝は全て食べられます。
ただし、普通の海岸で獲れる貝は注意が必要です。
食用に適していない貝は、貝殻の模様や形状、質感がスーパーな度で普段から目にする貝と明らかに違います。
自然界の生物において毒を持つ生物は、色彩や模様が他の種類に比べて鮮やかなことが多いですが、これは相手への警告するという意味を持っていることが多いです。
そして手に持った時も軽かったり、重かったりする貝も要注意です。
貝の発する匂いが独特であったり、貝の毒は洗浄、加熱しても無くならないものもあります。
貝の持つ毒はなくすことのできない種類もあるので、食べて確かめるという行動はNGです。
食べられない貝を摂取してしまうと、消化不良やアナフィラキシーショック等のアレルギー反応を起こしてしまったり、食中毒の原因になってしまいます。
安心して潮干狩りができるので、有料・無料問わず、潮干狩り場を利用しましょう。
潮干狩りで取れる美味しい貝の種類は?
潮干狩りではたくさんの種類の貝が獲れますが、何が美味しい貝なのかはとても気になるポイントです。
代表的な取れる美味しい貝としては、
- ハマグリ
- アサリ
- シジミ
- マテガイ
- バカガイ
が挙げられます。
最近では、ホンビノス貝という貝もよく取れる貝として有名になってきました。
貝の種類は潮干狩りを行う場所によって変わりますが、上記の5つは生息域が広く定番です。
アサリやシジミの味噌汁なんて最高ですからね!
また、時期だけでなく、地域によって取れる貝も様々なので事前に調べておくとさらに楽しめますね。
潮干狩りで取れる貝の調理方法
潮干狩りで獲れろ貝のレシピは無限に思いついてしまうので、ここではオススメな食べ方を3つに絞って紹介していこうと思います!
今回紹介するのは、
- アクアパッツァ
- 酒蒸し
- ボンゴレビアンコ
です。
とその前に、調理の前にやることがあります。
貝は「砂抜き」が必要になる食材です。
貝を大きなボウルに入れて、しっかりと全部かぶるぐらいの水を入れます。
そしてそのボウルに水200mlに対して、小さじ1杯の塩を加え、上からアルミホイルを被せて常温で2〜3時間ほど放置させて砂抜きをしましょう。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。
⇒潮干狩りの塩抜きは一晩すべき?カンタン・美味しい処理方法を解説!
貝の旨みをパワーに!『アクアパッツァ』
貝を使った料理の中でも、王道中の王道と言っても過言ではないアクアパッツァです♪
アクアパッツァとは、魚と貝をオリーブオイルとニンニクベースのソースに入れて蒸し焼きにするイタリアンの定番料理です。
レシピは様々ありますが、料理好きな私からのイチ押しポイントがあります!
それはトマトはセミドライトマトを使うこと。
野菜の旨みがさらに際立ち、甘酸っぱさが魚介の風味とマッチするので相乗効果が生まれますよ!
よくあるレシピでは白ワインを加えることが多いですが、白ワインのほかに、ブランデーを加えて一煮立ちすると本格的な味わいになるのでお試しあれ。
【材料】
- 貝 200g
- エビ 10匹
- セミドライトマト(ミニトマトでも可) 8個
- ブロッコリー 1/2房
- ニンニク 2片
- オリーブオイル 40ml
- ブランデー 20ml
- 白ワイン 30ml
- 塩胡椒 少々
【調理方法】
- 貝をこすり洗いし、塩抜きをする
- エビは殻を剥き、ブロッコリーを食べやすい大きさにカットする
- 鍋にオリーブオイルを引き、弱火でニンニクを加えて香りを出す
- 貝、エビ、ブロッコリー、セミドライトマト、ブランデー、白ワインを入れて蓋を
して蒸し焼きにする - 貝の殻が開いたら、塩胡椒で味を整えて完成!
採ってきた貝を全て一つの鍋へ!『キャベツと各種貝の酒蒸し』
酒蒸しは、先ほど紹介したアクアパッツァと少し似ている貝の中でも王道料理です。
ベースは生姜とニンニク、料理酒が基本となり、そこに貝の出汁が加わる最高の料理です。
最後にミツバなどの青みのある野菜を添えるのもいいですが、酒蒸しをする際にキャベツを大きめに切って一緒に蒸すのがおすすめの食べ方です。
これはキャベツの甘みが追加されるだけでありません。
水分を吸収しやすいキャベツを入れることによって、蒸した際に出た貝や野菜の旨みを吸収するのでキャベツを美味しく食べることができます。
【材料】
- 貝 200g
- 日本酒 90ml
- ミツバ 適量
- 塩10g
- キャベツ1/4玉
【調理方法】
- 貝をこすり洗いし砂抜きをする
- 砂抜きをした貝に塩をもみ込み鍋に入れる
- 貝の入った鍋に、日本酒と大きめにカットしたキャベツを加えて火をつけ弱火にする
- 貝殻が開いたら器に盛り付けミツバを添える
相性抜群!貝を使用したパスタの王道!『ボンゴレビアンコ』
ボンゴレビアンコとは、塩とオイル系ベースに貝を入れたパスタのことです。
ニンニクを使うのですが、ここで私のイチオシポイントをお教えします。
”ニンニクは細かくみじん切りすること”が、まず一つ目のポイントです。
そして細かくみじん切りしたニンニクを、”30分程度使用するオリーブオイルに常温で漬けてから使うこと”が二つ目のポイントです!
そうすることでオリーブオイルにあらかじめニンニクの香りが移るので、熱した際にニンニクの香りを極立たせることができるのです。
こういった一手間を加えることによって香りも味も1段階UPするでしょう!
【材料】
- 貝 50g
- ニンニク 1/2片
- 赤唐辛子 1/2本
- 白ワイン 30ml
- バージンオリーブオイル 30ml
- スパゲティー二 110g
【調理方法】
- 貝をこすり洗いし塩抜きをする
- ニンニクをみじん切りにする
- 冷たいフライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクとタネを抜いた赤唐辛子を弱火でじっくりと火にかける
- 香りがしてきたら、貝と白ワインを加えて蒸し焼きにする
- パスタを規定時間茹でる
- 茹で上がったらパスタの麺を、蒸し焼きにしていた鍋に加えてソースと和える
- 塩味をお好みの濃さにして器に盛り付けたら完成!
ここで紹介した料理はごく1部です。
ポイントももっとたくさんございますので、調理していく中で自分なりの工夫を追加していくとさらに美味しくなると思いますよ♪
まとめ:潮干狩りで食べられない貝はある?美味しい貝の種類と調理方法を紹介
まとめると、
潮干狩りで取れる貝はとても美味しい貝がたくさんですが、中には毒を持つ危険な貝も存在しています。
ただ潮干狩り場には食べられる貝しかいませんので、安心して潮干狩りを楽しめますよ!
潮干狩り場ではない、普通の海岸で潮干狩りする時は注意してくださいね。
【参考】
⇒千葉で潮干狩りを無料で出来る穴場スポットは?ハマグリが採れるって本当?
⇒潮干狩りの関西の穴場スポットは?無料・有料といつからいつまで出来るか解説