春から初夏にかけて楽しめる潮干狩り。
福岡には、アサリやハマグリが採れる人気スポットが数多くあります。
せっかく行くなら、ベストな時期やおすすめの場所を知っておきたいですよね。
この記事では、福岡で潮干狩りを楽しむためのベストシーズンや、おすすめの潮干狩りスポット5選を詳しく紹介します。
さらに、潮干狩りの持ち物や貝を効率よく採るコツ、守るべきルールやマナーも解説!
これから潮干狩りに行く予定の方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
福岡で潮干狩りを楽しむなら?時期とシーズンの基本情報
潮干狩りを楽しむには、ベストな時期を知ることが大切です。
時期を間違えると「貝がほとんどいなかった…」なんてことも。
そこで、福岡で潮干狩りをするのに最適なシーズンを詳しく解説します!
潮干狩りに適した時期(ベストシーズン)
福岡の潮干狩りシーズンは 3月~6月 がピークです!
特に 4月~5月 は気候もよく、貝もたくさん採れるため、最もおすすめの時期といえます。
潮干狩りシーズン早見表
月 | 潮干狩りの適正 | ポイント |
---|---|---|
3月 | △ | 寒いが空いている |
4月 | ◎ | ベストシーズン!回も豊富 |
5月 | ◎ | ゴールデンウィークに最適 |
6月 | 〇 | まだ楽しめるが、梅雨入り注意 |
7月以降 | ✕ | 貝の生育が悪く、猛暑で厳しい |
福岡の潮干狩りは何月がベスト?
潮干狩りのゴールデンタイムは 4月~5月の大潮の日!
大潮とは、1日に最も潮が引くタイミングのことで、この日を狙えば広範囲の干潟が現れ、貝が採りやすくなります。
【おすすめの狙い目】
- 4月~5月の大潮の日 → 干潟が大きく広がる
- ゴールデンウィーク → 家族連れに人気(混雑注意)
- 平日午前中 → 人が少なく、じっくり楽しめる
潮見表の見方と狙い目の時間帯
「潮見表って何?」と思う方もいるかもしれませんね。
潮見表とは、その日の潮の満ち引きの時間を表したものです。
潮干狩りは 干潮の前後2時間がベストタイム なので、事前に潮見表をチェックしておきましょう!
【潮見表のチェック方法】
- 気象庁の潮位表(公式サイトで確認可能)
- 「潮見表」アプリ(スマホで簡単にチェック)
- 釣具店の情報(地元の情報が手に入る)
特に「福岡+潮見表」で検索すると、リアルタイムの潮位がわかるので便利ですよ!
ここでは、潮見表アプリを2つご紹介しますね。
潮汐なび(iOS / Android)【無料】
初心者でも見やすいシンプルな潮見表!
- 日本全国の潮汐データをカバー
- 大潮・中潮・小潮が一目で分かる
- 広告も少なく、操作がシンプルで使いやすい
こんな人におすすめ👇
✅ 「とにかく潮の満ち引きだけ知りたい!」
✅ 「シンプルで分かりやすいアプリがいい!」
タイドグラフBI(iOS / Android)【無料 & 一部有料】
潮の動きがグラフで直感的に分かる!
- 干潮・満潮の時間をグラフ表示(初心者でも理解しやすい)
- GPS連動で、今いる場所の潮汐をすぐに確認
- 無料で十分使えるが、有料版もあり(広告なし&長期予測)
こんな人におすすめ👇
✅ 「潮の満ち引きを視覚的にチェックしたい!」
✅ 「釣りやマリンスポーツにも使いたい!」
初心者さんには潮汐なびの方が、シンプルなのでおすすめです。
福岡の人気潮干狩りスポット5選【定番&穴場】
では福岡の人気潮干狩りスポットを5つご紹介します。
潮干狩りの持ち物に関しては、こちらの記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
⇒潮干狩りの持ち物を大人と子供に分けてご紹介!荷物置き場はどこがいい?
1. 能古島(のこのしま) 【定番】
電話番号:092-881-8709(能古渡船場)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:姪浜渡船場に有料駐車場あり(1日500円~)
アクセス:姪浜渡船場からフェリーで約10分
獲れる貝:アサリ、ハマグリ
福岡市からフェリーでアクセスできる観光スポット。
潮干狩りのほか、能古島アイランドパークなどの観光施設もあり、ファミリーにも人気です。
2. 今津干潟 【無料&穴場】
電話番号:092-806-1111(福岡市西区役所)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:無料駐車場あり(台数少なめ)
アクセス:西鉄バス「今津」バス停から徒歩約10分
獲れる貝:アサリ、バカガイ(アオヤギ)、シオフキガイ
無料で潮干狩りが楽しめる福岡市内の干潟。シーズン中でも比較的空いているため、のんびり楽しみたい方におすすめです。
3. 奈多海岸 【広々とした定番スポット】
電話番号:092-645-1058(福岡市東区役所)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
アクセス:JR「奈多駅」から徒歩約15分
獲れる貝:アサリ、ハマグリ、バカガイ
広範囲の干潟が広がる潮干狩りスポット。アサリやハマグリが採れるため、毎年多くの人が訪れます。
4. 和白干潟 【環境保護エリアだが一部可能】
電話番号:092-606-3458(和白干潟を守る会)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)アクセス:西鉄「和白駅」から徒歩約10分獲れる貝:アサリ、シオフキガイ、バカガイ
環境保護区として有名な干潟ですが、一部エリアでは潮干狩りを楽しむことができます。野鳥観察スポットとしても人気。
5. 糸島エリア(深江海岸・芥屋海岸) 【景色も楽しめる穴場】
電話番号:092-332-2080(糸島市観光協会)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:無料駐車場あり(台数少なめ)
アクセス:JR「筑前深江駅」から徒歩約15分
獲れる貝:アサリ、ハマグリ、マテガイ
住所:福岡県糸島市志摩芥屋
電話番号:092-332-2080(糸島市観光協会)
営業時間:24時間(潮干狩りは干潮時のみ)
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:JR「筑前前原駅」から車で約20分
獲れる貝:アサリ、ハマグリ、マテガイ
深江海岸も芥屋海岸も、美しい景色とセットで潮干狩りが楽しめるスポットです。
観光地としても人気が高い糸島エリアの穴場です。
潮干狩りのコツ&注意点
せっかく潮干狩りに行くなら、たくさんの貝を採りたいですよね!
ここでは、効率よく貝を見つけるコツや、守るべきルール&注意点を紹介します。
効率よく貝を見つけるコツ
1. 干潮の2時間前には現地に到着する!
潮が引き始めるタイミングから狙うと、広い範囲で貝を探せます。
潮見表をチェックして、ベストな時間に行きましょう!
2. 水際よりも、やや内陸側を狙う!
実は、水際よりも少し奥の砂地の方が貝が多いことが多いです。
波に流されにくい場所を探すのがポイント!
3. 「砂がふわっと盛り上がっている場所」を掘る!
アサリやハマグリは、砂の中に潜っていますが、小さな盛り上がりや穴のある場所は貝がいる可能性大!
4. 貝の好む環境を知る!
貝は海藻が多い場所や、砂の粒が細かい場所に多く生息します。
石がゴロゴロしている場所は避けた方がいいかも?
5. 貝がいない場所はすぐに移動!
同じ場所を掘り続けても採れない場合は、少し場所を移動してみるのがコツ!
10分掘っても出てこなければ、見切りをつけて次へGO!
採ってはいけない貝の種類やサイズ制限
潮干狩りでは、どんな貝でも持ち帰れるわけではありません!
ルールを守って、自然を大切にしましょう。
1. 小さすぎる貝はリリース!
アサリ・ハマグリの採取基準:殻の長さ2cm未満はNG
小さい貝を採りすぎると、資源が減少してしまいます。
2. 採ってはいけない貝の種類
マテ貝(地域によっては禁止)
カキ・ホタテ(養殖されていることが多い)
貝毒の恐れがある貝(不明な貝は持ち帰らない!)
3. 1人が持ち帰れる量にも制限あり!
福岡では、多くの潮干狩りスポットで 「1人2kgまで」 などの制限があります。
ルールを守って楽しみましょう!
環境保護のためのマナー
1. 使った穴は埋めて帰る!
掘ったまま放置すると、他の人がつまずいたり、干潟の生態系に影響を与えることもあります。
2. ゴミは必ず持ち帰る!
ペットボトルやビニール袋などのゴミが海に流れると、海洋生物にとって危険です。
マナーを守って気持ちよく!
3. 乱獲はしない!
「まだ食べきれないけど、とりあえず持って帰ろう…」はNG!
必要な分だけ採るのが大切です。
まとめ:福岡の潮干狩りを楽しもう!
福岡には潮干狩りを楽しめるスポットがたくさんあります。ベストシーズンは3月~6月で、特に4月~5月の大潮の日が狙い目です!
おすすめスポット5選
✅ 能古島(のこのしま):フェリーで行ける観光向けスポット
✅ 今津干潟:無料で潮干狩りができる穴場スポット
✅ 奈多海岸:広範囲で潮干狩りを楽しめる定番スポット
✅ 和白干潟:環境保護エリアのためルールを守って楽しむ場所
✅ 糸島エリア(深江海岸・芥屋海岸):美しい景色と潮干狩りを両方楽しめる
また潮干狩りを満喫するためには持ち物の準備や、効率よく貝を見つけるコツも大切です。
- 潮見表を確認して、干潮の2時間前には現地へ
- 砂が盛り上がっている場所や、海藻が多い場所を狙う
- 小さすぎる貝はリリース&1人2kgまでのルールを守る
- ゴミは持ち帰り、掘った穴は元に戻す
これらをしっかり押さえれば、潮干狩りを安全&楽しく満喫できます。
さあ、福岡の海で潮干狩りを楽しみましょう!
【参考】