潮干狩りの塩抜きは一晩すべき?カンタン・美味しい処理方法を解説!

潮干狩りの塩抜きは一晩すべき? 調理
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春から初夏にかけては、潮干狩りの時期。

 

まるで宝探しのような楽しさがあるため、お子さんを連れて行かれる方も多いですよね。

 

あさりやハマグリなどの貝類を、お味噌汁や酒蒸し、パスタに入れても美味しいです。

 

カルシウムや鉄などのミネラルが多く栄養価も高いですし、採ってきたらすぐにでも食べたいですよね。

 

獲ってきた貝は塩抜きしますが、一晩すべきなのでしょうか?

 

スーパーなどで購入した場合は1~2時間の塩抜きが一般的です。

 

ですが、潮干狩りで獲ってきた場合は、5~6時間かけて塩抜きしましょう。

 

一晩だとやりすぎになります。

 

5~6時間やる理由は、潮干狩りで獲った買いの場合は海水を含んでいるので、そのままだと塩辛くなってしまうからです。

 

この記事で分かること

  • 潮干狩りで獲った貝の下地処理方法とは?
  • 潮干狩りで獲った貝が死んでいるかを見分けるには?

せっかく頑張って獲った貝ですから、美味しく食べたいですよね?

 

この記事を読み終えると、潮干狩りで獲った貝の下地処理方法と、死んだ貝の見分け方も分かるようになります!

 

では早速みていきましょう。

 

潮干狩りでとった貝の下処理方法とは?

潮干狩りで獲った貝は、下処理として砂抜きと塩抜きが必要となってきます。

 

【 下地処理の手順 】

  1. 貝を水で洗う
  2. 海水等に浸す
  3. 蓋をして1~2時間放置
  4. 貝を水から水からザルにあげる
  5. 30分放置して余分な塩を吐かせる

と言った感じです。

 

1.海水( 食塩水 )をボールに入れて貝を浸す

貝に砂を吐かせるため、海水に浸します。

 

水の量は多すぎると貝が死んでしまうこともあるので、あさりの頭が少し出る程度までにしましょう。

 

また、浸す時は吐いた砂を貝が再び吸込まないように、ざるやバットで上げ底にします。

 

ちなみに海水がない場合は、3%濃度の食塩水で大丈夫です。

 

3%の目安としては、水1カップ200ccに塩小さじ1です。

 

塩は多すぎても少なすぎてもスムーズに砂を吐いてくれないので、量には注意が必要です。

 

2.蓋をして1~2時間放置

アルミホイルまたは新聞紙などをボールの上に置き、暗くて涼しい場所に1~2時間置きます。

 

蓋をするのは、貝が砂を吐いて辺り一面汚れてしまうのを防ぐためです。

 

ただし、蓋をすると言っても密封するのではなく、穴を開けるなどして貝が呼吸できるようにしておいてください。

 

密封すると窒息して、砂を吐き出さず死んでしまうことがあります。

 

3.貝を水からザルにあげる

砂抜きが終わったら、貝をザルに移します。

 

この時、死んでいる貝があったら捨てましょう。

( 死んでいるかどうかの見分け方は、次章でご説明しますね! )

 

4.30分放置して余分な塩を吐かせる

浸すためにボールに溜めていた海水または食塩水を捨て、そのまま30分放置して塩を出させましょう。

 

30分置く理由は、塩抜きで吸ってしまった余分な海水を吐かせるためです。

 

5.貝を水で洗う

塩抜きをしたら、流水で殻と殻をこすり合わせるようにしてよく洗ってください。

 

貝についている砂を落とすため、両手であさりを挟み込んで、ゴリゴリと擦り合わせて洗います。

 

潮干狩りで獲ってきたアサリは、念入りに洗いましょう。

 

( スーパーで買ってきたアサリであれば、簡単に洗う程度でOK! )

 

潮干狩りでとった貝が死んでいるかを見分けるには?

獲って帰ったはいいけど、あんまり動きがよくない・・・本当に生きてるかどうかわからない・・・。

 

なんて、食べていいのかどうかわからない時もあると思います。

 

ここでは、貝の生死の見分け方をご紹介します!

 

基本的には、次の3つを調べることで判断が出来ます。

  1. 口が開いているかどうか
  2. 臭いがするかどうか
  3. 加熱しても口が開かない

それでは、順番に説明します。

 

1.口が開いているかどうか

貝の口が開いていてだらんとしている状態であれば、まずはつついてみてください。

 

それでも引っ込むなど反応がなければ手でかき混ぜたり、ボールごと軽く左右に振ってみてください。

 

生きていれば、口を閉じます。

 

しかし、口を閉じなければ死んでいる可能性があります。

 

その場合は、ひとまずよけておきましょう。

 

2.臭いがするかどうか

もし異臭がする場合は、完全に死んでいます。

 

( 気温の高さによっては、すごい臭いがします )

 

早急に破棄しましょう。

 

3.加熱しても口が開かない

口を閉じていても、熱を加えれば口が開きます。

 

なので、もし判断が難しい場合でも加熱すればすぐに分かります。

 

口が開けば食べられる状態、開かなければそれは死んでいて食べられません。

 

死んですぐであれば食べれないこともないです。

 

しかし臭いがないだけで、すでに菌が大量に繁殖しているかもしれません。

 

実はあともう少し時間が経てば、臭いがしたかもしれません。

 

ちゃんとした判断ができない状態で食べると、食中毒になりかねないので無理やり開けて食べたりしないようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

まとめると、

  • 貝は海水または食塩水につけて砂抜きをする
  • 砂抜きをするときは、蓋をして貝が砂を吐かないようにする
  • 砂抜きの後は、塩抜きのためにまた貝を放置する必要がある
  • 貝が死んでいるかの見分け方は、
  1. 口が開いているか
  2. 臭いがするかどうか
  3. 加熱しても口が開かないかどうか

 

貝を料理に使う場合、砂抜きは基本中の基本。

 

塩抜きはしない方もいますが、した方がより美味しくいただけます。

 

「 洗って1~2時間放置?その後また30放置?長くない? 」と思うかもしれませんが、美味しく食べるならこの基本をしっかり行ないましょう!

 

潮干狩りで獲ってきた貝は、5~6時間塩抜きをすると覚えておきましょう。

 

【参考】

⇒潮干狩りの服装は?ママも動きやすくてかわいいファッションをご紹介

⇒潮干狩りは雨なら中止!?潮干狩りが天候から受ける影響と理由を紹介

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