宮城県で潮干狩りが無料で出来る場所は、残念ながらありません。
記事内で宮城県で獲れる貝の種類をご紹介しますが、2024年はある理由で潮干狩りは禁止になっています。
この記事では、宮城県の潮干狩り事情と、近隣の潮干狩り場をご紹介しています。
塩補狩りは、場所やルールを事前にリサーチすることが大切です。
この記事でしっかり情報を確認して、素敵な思い出作りに役立ててくださいね。
それでは早速見ていきましょう。
宮城県で潮干狩りが無料でできる場所は?
冒頭でもお伝えした通り、現在、宮城県で無料で潮干狩りができる場所が今のところありません!
これには東日本大震災が関係しています。
震災による地盤の沈下と、津波の影響で、貝が生息できなくなってしまいました。
しかし地元の方々の協力があり、以前の10分の1の大きさではありますが、石巻市の万石浦の干潟では2017年からあさり漁が復活しています。
万石浦の干潟で獲れるあさりは、身がプリプリしていて旨みが凝縮されており大人気なんですよ。
そんなことなら「是非、食べに行きたい!」と思った方も多いでしょう。
しかし残念ながら、獲ることができるのは漁業組合関係者のみに限られています。
私たちが1つでも勝手に獲ってしまうと【密猟】となってしまいますのでご注意ください。
水産資源を守る為に法律で制限されているのです。
万石浦のあさりを毎年獲り続けることができるよう、静かに見守っていきたいですね。
宮城県の潮干狩りの時期はいつ?
宮城県の潮干狩りは、例年3〜8月頃に行われています。
東北地方はどちらも同じ時期ですが、
しかし、2024年は食中毒を引き起こすウィルスが流行っていて、潮干狩りは禁止となっています。
これは貝毒と呼ばれていて、毒が蓄積された貝を食べると中毒症状を引き起こしてしまう怖い現象です。
宮城県から離れた潮干狩り場のおすすめ
それでも、
「どうしても潮干狩りを楽しみたい!」
「来年まで待てない!」
という方は、足を伸ばして青森県まで行ってみてはいかがでしょうか?
青森県の大川原湖では、例年7〜8月に潮干狩りが行われています。
大川原湖は青森県最大の湖で、特にしじみが有名です。
さらに、しらうおとわかさぎは日本最大の水揚げ量を誇ります。
豊かな水産資源に恵まれた大河原湖、素敵ですね。
昨年までは料金は無料でしたが、今年からは有料となっています。
詳細は公式ホームページをチェックしてみてください。
大河原湖は日本で3番目にしじみの漁獲量を誇る、とても有名な湖です。
大河原湖のしじみ獲りのルール
ただし、しじみ採りにはルールがあります!
- 遊泳が可能なエリアで採ること
- 道具の使用は禁止!手で採ること
※しじみを入れる袋は使用OK
しっかりルールを守って、しじみ採りを楽しんでくださいね!
更に8月の初旬には、ねぶた祭りも重なって観光には最適シーズンですので、潮干狩りついでに行ってみるのも良いでしょう。
宮城県の潮干狩りで獲れる貝の種類は?
しばらく宮城県では潮干狩りは出来ませんが、獲れる貝のご紹介をしておきます。
宮城県では、アサリ、牡蠣、ホタテ、アカガイ、ホッキ貝など、私たちが普段目にする美味しい貝が沢山獲れます!
もしかしたら、普段私たちが食べている貝も宮城県産かもしれませんね。
特に『貝の王様』と呼ばれるホッキ貝は是非食べて欲しい逸品です。
大きな二枚貝で食べ応えがあり、地元では「ほっき飯」として宮城県を代表する郷土料理の1つになっています。
醤油ベースのタレでじっくり煮た貝と、その煮汁がたっぷり染み込んだご飯を一緒に食べたらもう病みつきですよ!
飲食店でも食べられる所が多いので、宮城県を訪れたら是非探してみてくださいね。
訪れることがどうしても難しいという方に、オススメなのがふるさと納税!
住民税の控除を受けつつ、お得に楽しむことができます!冷凍なので、食べたい時に食べたい量を食べられてとっても便利。
海の幸をお家でゆっくり堪能してみては?
まとめ:宮城県で潮干狩りが無料で出来る場所は?時期や獲れる貝の種類を調査
宮城県で潮干狩りが無料でできる場所は?
- 現状、無料の潮干狩り場はなし
宮城県の潮干狩りの時期はいつ?
- 3〜8月
宮城県の潮干狩りで獲れる貝の種類は?
- 有名なのはアサリ、牡蠣、ホタテ、アカガイ、ホッキ貝
東日本大震災の影響で、宮城県で無料で潮干狩りができる場所は残念ながらなくなってしまいました。
それでも地元の方々の協力があり、少しずつ前に進んでいる状況です。
いつかまた潮干狩りが、宮城県全域で復活する日が来ることを祈りましょう。
まずはふるさと納税で、宮城県を応援することから始めてみませんか?
【参考】