一般的には大潮の時が潮干狩りに向いていると言われていますが、小潮だと潮干狩りは出来ないのでしょうか?
ネットで調べてみると、潮干狩りに向いている潮について様々な情報が載っています。
「大潮」「中潮」「小潮」いつ行くのがベストなの…!?
小潮だと本当に潮干狩りは出来ないの?
そんな疑問の声から、潮干狩りに出かける時に役立つ3点について調査してみました♪
- 潮干狩りは小潮だと出来ない?
- 大潮や中潮など潮の仕組みを解説
- 結局潮干狩りに一番向いてる潮はどれ?
それでは順番にみていきましょう。
潮干狩りは小潮だと出来ない?
結論、小潮でも潮干狩りは出来ないことはないけれど、大潮の方が向いているのは事実です。
小潮の場合は「満潮」「干潮」の差が小さいので、潮の引いた部分が少ないため、潮干狩りができるスペースも狭くなります。
大部分が海面となることによって、潮干狩りに向いてないことが分かります。
また、海水が近くまで迫ってきたりするかもしれません。
安心して思い切り潮干狩りを楽しむためには、大潮の方がより適した状態と言えます。
以上の理由から、小潮の場合でも潮干狩りをすることはできるけれども、安全面からあまりおすすめできないと判断できます。
潮干狩りに大切な潮の仕組みを解説
続いては、潮干狩りに行く際に大切な、「潮の仕組み」について確認しましょう。
干潟では一般的に1日に2回のペースで、ゆっくりと海面の水の高さが変化しています。
これは月の引力で、海水が月の方に引っ張られることによって起こる現象です。
ここには太陽の引力も関係していて、月と太陽が直線状に重なり合い引っ張る力が強くなった状態のことを「大潮」と呼びます。
反対に月と太陽が直角に位置する時には、お互いの力を打ち消し合って潮の満ち引きが小さくなります。
その状態のことを「小潮」と呼びます。
潮が満ちている時のことを「満潮」、反対に潮が引いている時のことを「干潮」と言います。
そのうえで、
- 「大潮」とは、干潮・満潮の差が大きい状態
- 「小潮」とは、干潮・満潮の差が小さい状態
のことを指します。
その他にも、「中潮」…大潮と小潮の中間
など潮の状態には様々な種類がありますが、深掘りすればするほど奥が深いですね。
大潮と小潮について理解しておけば、潮干狩りの際には十分だと思います。
ここでは、潮の仕組みについて簡単に解説しました♪
結局潮干狩りに一番向いてる潮はどれ?
結局、潮干狩りに一番向いている潮は、「大潮の干潮」の時です!
その理由としては、大きく潮が引くことで広い干潟が現れるからです。
そうすることで沖の方まで行けますし、作業できる時間が長いために潮干狩りに適しているということになります。
ただそれを逆手にとって、小潮の時に人が少ない時に短時間で潮干狩りを楽しむというのもアリだと思います。
ただしその場合は、安全面に気をつけて行う必要があることは頭に置いておきましょう。
ちなみに春には「干潮」の時間が一番長くなり、アサリが多くとれることから潮干狩りに最適な季節と言われています。
気象庁のHPでは、全国各地の潮の予測が掲載されていて、お住まいの地域や調べたい期間を入力すると、満潮と干潮の時間を教えてくれますよ♪
潮干狩りに適した時間は干潮の2時間前から干潮時までと言われているため、移動時間や準備も考えて余裕を持って向かうと良いでしょう。
ぜひ、お出掛けの際に活用してみてくださいね。
まとめ:潮干狩りは小潮だと出来ない?大潮や中潮など潮の仕組みを分かりやすく解説
まとめると、
- 小潮でも潮干狩りできないことはないが、大潮の方が潮干狩りに向いている
- 潮干狩りに行くならば、大潮と小潮について理解しておけばOK
- 潮干狩りに1番向いているのは「大潮の干潮」の時である
潮干狩りに行くならば「大潮の干潮」の時が一番安全に楽しめますが、逆に短時間で人が少ない中で潮干狩りを楽しむという考え方もあります。
大潮で大きな干潟が現れたら沖の方まで行けますし、のびのびと潮干狩りが楽しめます。
わたしも近所に大きな干潟があり、幼い頃から家族で潮干狩りに出かけていました。
バケツと熊手を持って広大な干潟を走りまわり、あさりを採りまくったことはよい思い出です。
最適な潮の日を選んで、安全に潮干狩りを楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【参考】
⇒潮干狩りの持ち物は100均で揃うの?便利な潮干狩りアイテム10選
⇒潮干狩りは雨なら中止!?潮干狩りが天候から受ける影響と理由を紹介